精進

高橋信次 /

法をよりどころとして

一切の執着を断った者は

たしかに

退歩することはないだろう

しかし その法が知識となり

空転して行為が伴わなければ

坂の上から車が転がり落ちるように

アッという間に

下界に落下してしまうだろう

正法は 常に精進であり

一日一秒の精進である

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