神理の言霊

高橋信次 /

人は一人になったとき

いちばん正直になるものだ

一人のときは

誤魔化す相手がいないので

否応なしに正直になれるからである

反省は一人でするものだ

正直になった自分をみつめ

自分を正すには

一人をおいてほかにいない

反省は神との対話であり

自分の良心の声をきく

またとないチャンスである

反省は自分自身の前進に役立てるためであり

周囲を明るくするためにするのである

ことさらに

人に見せたり

自己満足の具に使うものではない

反省は実践にかかっている

心の安らぎは

実践によってのみ促され調和される

実践のない反省は

反省とはいえないものだ

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